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まめ書架

読書、映画、ときどき音楽。あるいは芝居。

【漫画】清水茜『はたらく細胞』

本屋でみかけて、ちょっと気になっていた漫画、
TSUTAYAでコミックレンタル5冊無料クーポンを貰ったので
かりてみたところ…

三度読みした。めちゃおもしろかった。

清水茜『はたらく細胞』

 

はたらく細胞(1) (シリウスKC)

はたらく細胞(1) (シリウスKC)

 

 

いわゆる"擬人化"ものの漫画です。

戦艦だの刀だの家電だのプリウスの部品だの、なんでもかんでも擬人化されて、飽和気味の昨今。最初は新鮮だった絵柄もだんだんどれもこれも似たり寄ったりにみえてきましたが、この漫画はそんななかでも、いい擬人化だとおもいます。

擬人化にいいも悪いもない、なんて言わない聞かない。

 

特筆すべきはなんといっても、絵柄の絶妙なダサさ。

ほっぺたにちっちゃく楕円を書いているところとか、擬音の書き方とか、小学館の「小学○年生」を読むような懐かしさをおぼえます。敵の菌たちの造形もじわじわくるダサさ加減。ロックマンってこんなんだったよな、みたいな。しかもパソコンじゃなくて、コピックとか水彩とかで色を塗ってる。渋い。それでいてかわいい。

 

(と、気になって調べてみたところ、どうやら作者の清水茜さん、21歳とお若いながら渋い漫画を読んで育ったそうな。納得…。http://natalie.mu/comic/pp/hatarakusaibou)

 

おたく界隈の近寄りがたい文化とおもわれがちな「擬人化」ですが、人間離れした腰の細さのイケメン美男子とか、やたら男性に都合のいい萌え萌えおんなのこの出てくるような擬人化ではないので、わたしはすなおに楽しめました。ひとの体内って、こんなに面白いのか!というわくわくのある漫画でした。

じぶんの体内でも、日々そういうことがおこっている。

わくわく。

 

映画『ミクロの決死圏』とか、NHKの『救命戦士ナノセイバー』とか、理科の便覧を眺めているのが好きだったひとに強くおすすめしたい作品です。

わたし、ちょう好きだった。